輝く先輩ナースvol.3

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企業で働く保健師・Kさん

今回は産業保健師の方にお話を伺いました!学生としては普段出会うことの無い産業保健師。その魅力とは…?

産業保健師として、どんなお仕事をされていますか?

健康診断はもちろん、医学適性検査や特定保健指導、睡眠管理などを行なっています。全社員へのストレスチェックも実施し、結果に応じて継続したフォローをしています。

会社の特徴として、お客様へ安心と安全をお届けするために、職場巡視も仕事のひとつです。例えば、就労環境の改善提案や管理者・社員さんとの面談を通じて、職場としてどのようにして健康を支えていくかを考えています。

他には喫煙対策(職場の喫煙室の環境測定や喫煙室廃止に向けた支援、個人に対して禁煙支援など)、健康だよりなどの資料作成、電話・メールによる健康相談(メンタル、禁煙サポートは専用窓口あり)など仕事内容は多様です。

産業保健師の魅力はなんですか?

病気の予防にアプローチするところ

若年層にもアプローチできるところ

元気で危機感のない人が対象なので、面談を断られるなどの壁もあります。そして効果が表れにくいところが難しいところですが、そこがやりがいでもあります。

なぜ産業保健師になろうと思ったのですか?

看護師をしていた頃、入院患者さんから「できるなら仕事をしていた時に戻りたい」という話をよく聞いていました。大きな病気をして働けなくなることがどんなに辛いか、目の前で見てきて、予防医学に興味が湧きました。そして、1日のうち1/3以上の時間を過ごす職場における健康管理に携わりたいと思うようになりました。

どんな産業保健師でありたいですか?

何かあれば「保健師さんに相談してみよう!」と気軽に思えるような、身近で頼れる存在でありたいです。

お休みの日は何をされていますか?

子どもの習い事や1週間分の買い物、作り置きなど、家事と育児がほとんどです。実家に帰ったり、友達と会ったりすることもあります。

育休をとる際の環境や、その時の気持ちなどを教えてください。また、印象的なエピソードがあれば教えてください!

私が産休・育休に入る頃は、先輩保健師が続々と育休→復帰をしている時で、職場の理解は十分にありました。長く担当をしてきた職場を引き継ぐ時はとても寂しかったし、やりかけのプロジェクトについてはこの先どうなっていくのかしっかり見届けたかったです。産休前最後の出勤日、保健師みんなからサプライズで花束をいただき、先輩方から寂しくなるねと泣きながら送り出していただいたことはすごく印象に残っています。温かい職場です。

最後に、産業保健師を目指す学生へのアドバイスをお願いします!

どんな産業保健師になりたいか、を具体的にイメージすることが必要だと思います。あとは、勤めたい会社がどんな会社なのか、きちんと勉強しておくこと。見学できるならしてみて、仮に窓口がなくてもコンタクトをとってみましょう!

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