子ども、おとなが生きづらさを抱えるなか、いくつもの痛ましい児童虐待死事件が起きています。虐待事件が起こると、加害者である保護者へ批判が集中するばかりで、児童虐待の具体的な解決には未だ至っておりません。子ども虐待を防ぐために、いま、わたしたちに何ができるか専門家と一緒に考えます。
◇日時:2019年6月1日(土)
13時30分~16時10分(開場:13時)
◇会場:大阪歴史博物館 講堂
地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目駅」より徒歩2分
住所:大阪府大阪市中央区大手前4丁目1-32
◇第1部基調講演
「SOSはなぜ届かないのか~児童虐待の取材の現場から~」
講師:ルポライター杉山春氏
東京生まれ。ルポライター。児童虐待、家族問題、ひきこもり、自死などについて取材してきた。著書に『満州女塾』(新潮社)、『ネグレクト 真奈ちゃんはなぜ死んだか』(小学館文庫 第十一回小学館ノンフィクション大賞受賞)、『移民環流』(新潮社)、『ルポ虐待:大阪二児置き去り死事件』(ちくま新書)、『児童虐待から考える 社会は家族に何を強いてきたか』(朝日新聞出版)など。
休憩(10分)
第2部パネルディスカッション
パネリスト:
・杉山春氏(ルポライター)
・峯本耕治(弁護士)
子育て支援、子どもの教育、虐待・DV防止等、家庭と子どものための相談・支援活動を行っている。大阪府市町村要保護児童対策地域協議会スーパーバイザー、大阪府教育委員会スクールロイヤー事業スーパーバイザー等多数の委員を務める。著書に、『子ども虐待と貧困~忘れられた子どもがいない社会を目指して~』(共著 明石書店)『子どもを虐待から守る制度と介入手法~イギリス児童虐待防止制度から見た日本の課題~』(明石書店)など。
コーディネーター:
・松浦善満(大阪千代田短期大学学長)
大阪千代田短期大学学長、NPO法人関西こども文化協会理事長。
和歌山大学教育学部教授、同大学教育学部付属小学校校長、同大学教育学部長、同大学学長補佐、龍谷大学教授などを歴任。
いじめ国際調査、不登校、教師のメンタルヘルス、「学級崩壊」調査に取り組む。NHK教育トゥデイ、関西テレビ教育レポーター、国立教育研究所客員研究員などを務めた。
※会場の皆さまからのご質問もお受けいたします。子ども虐待についてご意見をお聞かせください。
◇参加無料 事前申込制(空き状況により当日も受付可)
児童虐待について興味関心をもっている方、詳しく知りたい方、児童虐待という社会問題について知識を深めたい方なら、どなたでも参加可能です。
◇申込・問い合わせ先
NPO法人 関西こども文化協会 事務局
TEL:06-6809-5613 FAX:06-6809-5614
E-mail:sympo@kansaikodomo.com
(件名を「シンポジウム申込」、お名前・ご所属をご記載の上お申し込みください)
または、申し込みフォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/v8aXEZGMKvG2DR737
◇本シンポジウムは、阪急阪神ホールディングス株式会社「阪急阪神 未来のゆめ・まち基金」様のご支援を受け開催いたします。
◇主催:NPO法人 関西こども文化協会
◇共催:大阪弁護士会、認定NPO法人 児童虐待防止協会
◇後援:大阪府、大阪市、日本子ども虐待防止学会(JaSPCAN)
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