世界の医療事情 【アメリカ編 vol.1】

皆さん初めまして。2年生の医学生です。

今回、春休みの2ヶ月間を利用して、アメリカのサンフランシスコに短期留学をしてきました。英語の勉強をしつつ、異文化に触れてみることが主な目的でしたが、ホストファミリーと一緒に過ごし、アメリカで生活する中で、医療や福祉について驚くこと感じることがあったので、この場を借りてシェアしたいと思います。

アメリカでの出産

まずは私が日本との違いに驚いた、アメリカでの出産事情。

アメリカでは多くの人が無痛分娩を選択している。なんと3分の2以上のお母さんが無痛分娩をしているそう。(日本では3%)ホストマザーによるとアメリカ人は痛みに弱いのだとか。特に高齢出産では必ずといって良いほど、無痛分娩の薬を打たれる。ホストマザーのように自然分娩をしたいと思う人は、病院では出産しないという選択も考えるそうだが、少数派であるようだ。日本では無痛分娩は一般的ではないので、国民性がここにも現れていると感じる。さらに驚いたのが、ホストマザーが友人の出産に立ち会った際に体験した、分娩室での出来事。長時間に渡る分娩の中、担当の医師はシフトに従って次々と交代。なんと3,4人変わったとか。日本ではあまり考えられないことだが、こういった割り切った考え方が仕事の効率の良さを生み出しているのかもしれない。

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