先生たちが、飄々と山のような課題を出す理由

こんにちは、たまご1号です。

課題が多くて途方にくれる時、ありませんか?途方にくれている場合ではないのだけど、「はあ、どれから手をつけようかしらん…n…」となる経験は誰にでもあるかと思います。

そもそもなぜ私たちはこんなに多くの課題を課されなければならないのか。

今回はたまご1号がそんなことを呟いていきます…

ラザルスの理論を思い出すの巻

精神看護の分野で習いました。

Lazarus,R.S(ラザルス)のストレスコーピング理論でいうストレスに対する対応の仕方には問題焦点型と情動焦点型があります。

例えば課題がたくさん出て、やだなあと思ったら…

①これどうやったら土日中に終われるかしら…バイトがあるし、サークルあるし…

②課題減らしてよ!!無理だよ!!!

このような方向性の考えが浮かぶと思います。前者はどうすれば課題を消化することができるかを考えているので問題焦点型です。後者はヤダヤダと気持ちを表出するタイプ、情動焦点型です。

私は一見問題焦点型のほうが生産的だと思いました。課題解決型のほうが前に進めるに決まっておる!と思うからです。でもちょっと立ち止まって、それぞれのコーピングの特徴をみてみましょう。

問題焦点型コーピング

ストレッサーそのものに働きかけて、そのストレスをなくすことで問題を解決しようとするストレスコーピングの方法

情動焦点型コーピング

ストレッサーそのものに働きかけるのではなく、ストレスに対する考え方や感じ方を変えることで、ストレスに対処する方法

おや、情動焦点型コーピングの、「考え方や感じ方を変える」ってすごいことじゃないか…つまり沢山の課題を前にして、

「なぜ先生はこの課題を出したんだろう」

「あ、そうか。いざ患者さんを目の前にして、この手技についての指導ができるようになるために、こういう知識が必要で、こんな風に説明できるようになっておかなければいけないからか。こんな不安が患者さんにはあるだろうから、こんなことも考えておかなければならないんだな、・・・」

「なるほど。この課題にはこんな意味があるんだ、頑張ろう!」

こんな風に。 なるかーい!

でもこの考え方も情動焦点型に分類されるわけです。すごいぞ情動焦点型…!!

私は問題焦点型のほうが理性的で、賢明なコーピング方法だと思っていました。しかし実際のところ、目の前のストレスに対して自分の捉え方を変える情動焦点型の方もなかなかレベルの高いことをしていました。

はっ!もしや先生たちがたくさんの課題を課す理由も、このようにそれぞれのコーピング方法を実践してもらうため…!!?スケジュール管理能力を養うため…!?ストレス耐性をつけさせるため…!?さまざまな視点で物事を見る力を…!?

いやいや、単純に予習・復習など学びを深める目的が圧倒的に多いところだとは思いますが、

学生側の捉え方として、「あ、今こんなストレス反応してるわあ・・・」と自分を客観的に捉えることができれば、少し心の余裕をもって目の前のストレッサー(課題達)と向き合うことができるのではないかと。

そう思ったたまご1号なのでした…

坪井康次. ストレスコーピング―自分でできるストレスマネジメント―. 心身健康科学. 2010;6(2): 59-64.

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jhas/6/2/6_2_2_1/_pdf

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