【サークル紹介】GIFMSA

サークル名

GIFMSA
由来:IFMSAの岐阜支部という側面をもって設立されたことから、IFMSAの前に“G”を加えて、“GIF”の部分で「ぎふ」と読めるようにした

主な活動(2019年度)

白熱教室(Dr.Gの症例作りも含む)
プレゼン技術向上のためのプレゼン実践、講義
医学の勉強会
訪問診療の見学

理念

学生のうちから国際社会や健康増進・予防への理解を深め、それを地域住民に伝えることで、医療系学生の立場から社会に貢献し、自身もより良い医療者を目指す。

目次

2019年度サークル長・堀さんにインタビュー!

看たま
目玉企画と言われる「白熱教室」について詳しく教えてください。

白熱教室は、主に岐阜の中高生を対象に、医師の仕事を体験してもらうイベントです。かつては岐阜市に限らず、大垣市や多治見市の文化施設で開催することもしていたようですが、近年は岐阜大学で開催しています。
診断や、外科手術の糸結び・BLS・気管挿管などの手技を体験してもらいます。
講義形式でもなく、見学でもなく、体験することができるのが魅力だと思います。

高校生たちには、白衣を着てもらい医師になりきってもらいます🩺

この活動は、GIFMSAの前団体の組織から中高生を呼んだイベントをやっていたようで…創立当初から続いているみたいです。
現時点では、医師の道を志す子、あるいは迷っている子に来てもらって、進路選択の参考になればと思っています。

僕たち医療系学生が学んだことを地域の方々(地元の中高生)に伝える機会をつくり…そのための準備で学びを深め、地域の方々との交流の中で新たな学びを得ることで、より良い医療者になることを目指すことができます。
GIFMSAの理念を体現できる活動の一つだと思っています。

今年の白熱教室の様子はこちらから→https://kangotamago.com/2020/02/14/gifmsa2020-hakunetsu/

看たま
実際に、白熱教室に参加したことで岐阜大学の医学科に入学した学生もいると聞きました。

そうです。何人かは、高校生の頃に参加したことでGIFMSAに入ってくれました。「今度は運営する側として白熱教室に関わることができて嬉しかった」と言ってましたね。

看たま
白熱教室に参加した生徒たちの反応はどうでしたか?

アンケートGIFMSAを運営してみて、どんな成長がありましたか?実施したところ、大満足という回答をいただきました。
質問項目としては、
主旨である「体験」ができたか・満足度・時間配分などを挙げました。また、中高生は知らない場所に来て、知らない人たちに囲まれて参加するわけなので、「どのような面で疲れたか」を聞きました。
会場は変えづらいですが、進行のペースやアイスブレイクは調節できるので次年度に生かしたいと思っています。

看たま
GIFMSAを運営してみて、どんな成長がありましたか?

どうせやるなら、参加者の学びを提案する以上は自分の学びも意識していきました。

一つは、白熱教室の本番の動きを事前にシミュレートしていたので、シミュレーションの正確さが増したと思います。例年よりも参加者が多かったので、会場の移動やグループ分けなどイレギュラーが多くありました。規模に合わせた工夫をしたことで、本番にどんな支障がでるかを前もっていろいろな可能性を洗い出しました。

二つめは、白熱教室の前は準備でめちゃめちゃ忙しかったので、準備の時も気力をうまく節約する術を身に着けたことです。最初はオン・オフがうまくいかず休まらなかったのですが、作業する空間・場所を意識するようになってからは気力のコントロールがうまくいきました。

三つめは、自分の意図とは違う意見が出てそちらが採用されたとしても、プライドが傷ついたりしてネガティブな気持ちになるよりは、活動が良くなるならありがたいなと思えるようになったことです。無駄なプライドがなくなったというのは、大きな変化だったなと思います。

看たま
堀さん自身、さまざまな成長があったわけですが、後輩たちには運営していく上でどんな力をつけてもらいたいですか?

人と一緒に何か一つのモノを作り上げていく経験は、社会人になってからも役に立つと思います。
基本的に、定期的に集まって仕事を振るわけではなかったので…仕事を振るにしても、誰がどの程度余裕があって、どれくらいの量を任せていいのかを考えるのが結構むずかしいですよね。
だから意見を交わしたり、まわりを見つつ仕事をお願いしたりすることで、今までの人との関わり(友達と遊ぶとか)とは別の側面の関わり方を身につけていって欲しいなと思います。

看たま
1年間、活動を引っ張ってきてよかったと思えた場面があれば、教えてください。

上記のような学びがあったことですね。
それから、運営をやってよかったと思うことは、何よりも達成感があったことです。
準備の段階では、活動をやりながら楽しむことがなかなかできませんでした。全体を見なきゃいけないし、自分が楽しむ感覚はありませんでした。
でも白熱教室本番の1〜2週間前になってくると、だんだん形になっていくわけです。それが見えてきてからは、楽しくなりました。自分も楽しいし、本番が楽しみになったことが嬉しかったです。
当日は大きなトラブルもなく、サークルメンバーと同じくらいの数の参加者に集まってもらって、どうにかやり切ることができたというのは、とても達成感がありました。

看たま
活動頻度は自由だそうですが、GIFMSAの自由さを「善い」ものに保つための工夫はありますか?

サークルらしく、活動への参加は基本的に自由です。この自由さは、部員が自分の関心事でない活動に参加させられることがないという良さがありますが、やり方を間違えれば活動への参加人数が低下し、かえってサークルが活発でなくなることもあります。
この自由の良さを守りつつ、デメリットを発生させないために僕たちの代が考えたのが、各活動の紹介、勧誘に力を入れることでした。その活動に参加することで、参加者はどのようなことを楽しみ、どのような成長を見込めるか?を部員に広く提示し、それらを望んでいる部員が自分から参加したくなるようにする。
これによって多くの部員に参加してもらい、モチベーションを刺激したことによって、その人数の多さ以上の活発さを生み出すことを狙いました

more information

設立
2014年4月1日

規模
41名(2020年3月現在)

所属大学
岐阜大学(医学部)

活動拠点
岐阜大学医学部福利棟、医学部本館

活動頻度
不定期(企画ごとに異なる頻度の活動が用意され、参加も自由)

看たま
堀さん自身の、今後の目標を教えてください!

先日、サークル内の企画である「プレゼン技術向上のためのプレゼン実践、講義」に顔を出して、とてもいい企画だったなと感じました。そこで、小さなものでもいいのでこのような企画が今後も生まれたら、GIFMSAもさらに活発になるんだろうなと思いました。

プレゼン講義・実践企画の、最終発表会の様子

幹部として白熱教室などを運営していた今年度は、なかなか企画を生み出す余裕がありませんでしたが、今後余裕ができたら小さい企画をやってみようかなと思っています。
日常生活にアンテナを張って企画のネタを捕まえたいです。
また、他の部員もそういう企画の芽を持っていたら、仲良い部員や同じ芽を持つ部員などと育てていってほしい。そのように企画が育つ機会、システムを設けていきたいと思います。

GIFMSAの外部リンク、お問い合わせ

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gifmsa@gmail.com

ーーー堀さん、GIFMSAの皆さん、掲載にご協力いただきありがとうございました!

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