第1回・看護師さんのぶっちゃけトーーク 外科病棟編【イベントレポート】

Alt=“看護学生 イベント 看護師”

4月22日に掲載された「第1回・看護師さんのぶっちゃけトーーク」のイベントでの内容を一部ご紹介します^^

今回ゲストとしてお越しいただいたのは、各科の経験をお持ちの看護師さん。

・しんえもんさん(泌尿器科)
・ちーさん(混合外科)
・みゆきさん(整形外科)
・るんさん(ICU−心臓外科)   (50音順)

今回はzoom上での開催でしたが、ゲストスピーカーの看護師さんやオーディエンスとして参加してくださった看護師さん、学生と合わせ総勢20名にお集まりいただきました。ありがとうございます!

今回のレポートはこんな人におすすめ!

✔︎どんな科で働きたいか、あまりイメージがつかない人
✔︎領域や診療科ごとの看護の特徴や学べるスキルを知りたい人
✔︎実習中では聞けないようなぶっちゃけた話を聞きたい人
✔︎イベントに参加できなかった人
✔︎イベントの復習をしたい人

おすそ分けコンテンツ

・仕事内容、看護の特徴

・オススメするところ、大変なところ

・外科といえばこのスキル!

・こんな子にオススメ

 

目次

泌尿器科

仕事内容・看護の特徴は?

・予定のオペ出しとオペ後の管理+看護
・化学療法
・ターミナルケア

化学療法とオペ後の尿量測定などは大切です。特に前立腺癌のオペ後は血尿・コアグラ排出があり、膀胱洗浄などの処置を必要とする方もいらっしゃいます。

オススメするところ、大変なところ

〇腎臓・膀胱・前立腺等など、人間の排泄にまつわる学びができる→看護師人生でずっと役にたつ!

△術後の定期的な観察・処置の多さ
△装具の選定の難しさ

ウロストーマはコロストーマより何倍も難しいんです

口腔外科、泌尿器科、耳鼻科の混合外科

仕事内容・看護の特徴は?

予定のオペ出しとオペ後の管理+看護がメイン

ストーマ、気管切開、腎瘻、経管栄養、バルーン管理などを在宅に持ち帰る患者さんも多いため、手技獲得を目指した退院指導も実施

Alt=“看護師 混合外科 看護学生”

オススメするところ、大変なところ

〇周術期から終末期まで、幅広い対象
〇ADL自立、レベルクリアな患者が多いので、コミュニケーションをとりやすい
〇気管切開患者さんとのコミュニケーションを学べる。

△入退院が多いため事務処理が多い
 →早めの判断、アセスメントを要求される。
△オペの時間に左右されるのでスケジュールを組みにくい。
△解剖生理、術式、疾患全ての勉強が必要かつ、知識を組み合わせてアセスメントしなくてはならない。

身体の見た目の変化を経験する患者さんが比較的多いです。変化を受け入れる援助をするのはもちろん、自己管理ができるよう指導することを通じて「どうしたら在宅復帰できるか?」を考える力がつきます。

整形外科

仕事内容・看護の特徴は?

基本的には予定のオペ出しとオペ後の管理+看護がメイン

・点滴管理(抗生剤が主)
・患者さんの保清
・オペ前のシャワー(全介助から自立まで)
・トイレ介助(ADLを考慮し全介助が必要なことが多い)

オススメするところ、大変なところ

◯ADLがおおむね回復するので、笑顔で退院される方が多い。
◯高齢者が多いので老年看護好きだと楽しい!
◯点滴は早々に抜くので内科ほど点滴管理はない。

△認知症の方も多く入院されるので転倒転落の管理や、オペ後の安静制限の管理が大変
△トイレ介助の回数が多い!
  →業務がパターン化してしまう

認知症の方も多いため、離床センサーが絶えずなったり、点滴を抜いてしまう人がいたりする点は少し大変かもしれません。しかし私はおじいちゃん・おばあちゃんが好きですし、退院後にリハビリの時などに笑顔で会いに来てくれるのがうれしいです。

ICU(特に心臓外科)

仕事内容・看護の特徴は?

周手術期管理がメイン。急変対応や、オペ出し、オペ後の管理+看護

・インアウトバランス、ドレーン管理
・鎮静鎮痛管理
・術後合併症の予防(早期リハビリ、リハビリの段階判断)
・患者・家族のメンタルケア

緊急入院・オペの場合侵襲的な処置が多く患者・家族のショックが大きいため、患者・家族へのメンタルケアが大切です!

オススメするところ、大変なところ

〇病気を治す、というやりがいがある(基本的に手術をしたところはよくなる)
〇自分の看護に対する結果が短期間でみえやすい。
〇さまざまな医療に携われる
〇展開が早い

△術後のせん妄になる人が多い。
△指示が細かく、すぐ変わるのでスケジューリングが大変

Alt=“看護師 外科”とにかく外科系は展開が速いことから、「周術期のアセスメント力」「対応力や先を見通す力」が外科系に共通して身につくスキルであると分かりました!

また、手術を受ける患者さんを受け持つということは、手術の不安に寄り添う機会やボディイメージの変容に対する関わりが多いということです。これも外科ならではのスキルですね!

Alt=“看護師 外科”展開の速さなどから、勉強、アウトプット、復習…も大変なんだとか。
「きちんと復習できることは重要です」としんえもんさん。また、医師の指示についていけるか、なども関門のようです。

がんの病棟が含まれているところでは、終末期の支援もします。その場合はいい意味で切り替えが早い人や、終末期の話を聞くことができる人におすすめなのかなと思います。

参加者の方の声

途中からの参加でしたが、先輩方から現場の声を聞くことができたことがとてもありがたかったです。1年生なのですが、これからの学習に生かしていきたいと思います。
分野別の話を聞けて参考になりました。どんな科に勤めたいかなど具体的なことを決められていないため、様々な角度からお話を聞けてよかったです

いかがでしたでしょうか?
ご紹介した内容はまだまだイベントの一部で、座談会でのトークは掲載できておりません…💦

ぜひ一度、イベントに参加していただき看護師さんの本音を聞いてみてはいかがでしょうか?気になる第2回は明日26日開催です!参加費無料、お申し込みはこちらから👇

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