第2回・看護師さんのぶっちゃけトーーク 内科病棟編【イベントレポート】

Alt=“看護学生 イベント 看護師”

看護学生向けオンラインイベント!
4月26日に開催された「第2回・看護師さんのぶっちゃけトーーク」の内容を一部だけご紹介します^^

今回ゲストとしてお越しいただいたのは、各科・領域の経験をお持ちの看護師さん。

・きよさん(呼吸器内科)
・しんえもんさん(循環器内科・腎臓内科・糖尿病内科の混合科)
・田端さん(泌尿器科・薬物療法・放射線科の混合科)
・わどさん(地域包括ケア)             (50音順)

今回もzoom上での開催でしたが、県をまたぎたくさんの方にお集まりいただきました。ありがとうございます!

今回のレポートはこんな人におすすめ!

✔︎どんな科で働きたいか、あまりイメージがつかない人
✔︎領域や診療科ごとの看護の特徴や学べるスキルを知りたい人
✔︎実習中では聞けないようなぶっちゃけた話を聞きたい人
✔︎イベントに参加できなかった人
✔︎イベントの復習をしたい人

おすそ分けコンテンツ

・仕事内容、看護の特徴

・オススメするところ、大変なところ

・外科といえばこのスキル!

・こんな子にオススメ

 

目次

呼吸器内科

仕事内容・看護の特徴

呼吸器の管理
・酸素導入
・退院に向けての生活指導(HOTの使い方)

おススメするところ・大変なところ

急性期から慢性期まで幅広くみれること
経過が長くなりやすいので、患者さんと過ごす時間が長い。長く関われる!

中には関わることが難しい方もいらっしゃるので、メンタルにくるときがある

呼吸器内科は小児喘息などから肺炎、COPD(慢性閉塞性肺疾患)まで…つまり小児から高齢の方まで幅広く見ることになります。気管切開をしている患者さんもいらっしゃいます。いろいろな患者さんがいることによるコミュニケーションの難しさは大変だなと感じます。

循環器内科・腎臓内科・糖尿病内科の混合科

仕事内容・看護の特徴

心臓カテーテル検査および治療の看護
教育入院の看護
腎代替療法の選択についてのケア
非がんターミナルケア        など

非がんターミナルケアと聞いてピンときますか?循環器・腎臓内科では、患者さんの多くが透析療法の末、慢性腎不全の終末期となった方です。
★しんえもんさんプチ情報★
解剖生理と病態生理、学生さんなら「病気が見える」で良いかも。
学生の時は、いろいろな世代の人の価値観に触れておくと良いかも。

 

オススメするところ・大変なところ

〇人生に寄り添うなら内科

△生活習慣の行動を変えるって難しい!

泌尿器科・薬物療法・放射線線科の混合科

仕事内容・看護の特徴

主に様々な検査前後の看護(説明、検査後の安静・状態チェックなど)
入院期間が数ヶ月単位になる治療が多い。
内科と言っても、腹部内視鏡の手術、胸水腹水穿刺、抗がん剤治療、放射線治療という体に影響が大きい治療も行われています。

術後のトラブルでも入院されるので、ストーマや気管孔をもつ患者さんも多くいらっしゃいます!

オススメするところ・大変なところ

〇治療期間が長い、再入院することも多々あるので、1人の患者さんの人生に長く介入できる。
→その中で揺れる人の心理を学べる。
→家族介入などのチャンスも多い。
○内科は混合科が多いので、様々な疾患や検査が学べる。異動した後や、自身の生活でも役立つ。

▼覚える検査や疾患が多い。
▼入院退院患者の業務。検査だけの短い入院の方もおり、点滴や時間のかかる処置などの業務が重なると大変。

地域包括ケア病棟

仕事内容・看護の特徴は?

点滴や内服薬での治療が中心。

・治療終了後、元の生活に戻れるのか考え、状況に応じてソーシャルワーカーやリハビリの介入依頼をする
 →入院中の治療における看護と、退院後の生活を考慮した看護を同時に進めることが必要。「いかに不安や困りごとなく家に帰れるか」を突き詰めて考えていく。

患者さんの特徴としては、軽傷でも最低1~2週間の入院です。とくにご高齢だと治療後にADLや認知力が低下し、リハビリ入院のため最低1ヶ月の入院となることが多いです。

オススメするところ、大変なところ

〇手広く知識と技術を身に着けられる!(心臓、肺、腎臓、消化器など、すべて疾患がくる環境だった)
○とくに入院が長いので、信頼関係を築いたりトラブルや困りごとに配慮するコミュニケーションができるようになる
○退院後の生活を見据えた看護を考えられる

△病態が重症化すると生命危機の危険につながり、治療内容が増えるだけでなく看護師としての責任も増える

例)重症肺炎
バイタルの変化をみて酸素吸入や点滴・吸引などの処置をする+配慮した声掛けをしつつ、日常生活ケアもする+必要であれば医師へ変化をタイムリーに報告・・・など

生活習慣が要となる糖尿病などの病気は、治療上・療養上必要な説明や提案を自分事として受け入れられない方もいらっしゃいます。
そんな行動変容が起こりにくい状態でも、その方の個別性に応じた説明を考え、行動に変化がみられた時にやりがいを感じます。

 

Alt=“看護学生 イベント ぶっちゃけトーーク 内科”

 

機械が代わってできるような看護業務ではなく、本当に「人」だけしかできない技術を身につけることができます。それが本当の意味での看護なのかもしれません。

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目には見えないけど、症状や患者の様子からそれらを観察・アセスメントする必要があります!例えば、呼吸の様子や呼吸音を適切に判断・評価できる視診・聴診のスキルや、症状悪化の些細な兆候にも気づける集中力が大切です!
心電図も読めるといいかもしれません…

 

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参加者の声

実際の働いている看護師の方からのお話をうかがえて、それぞれの科についていいところだけじゃなくて、こういう所が向いているかもということについても知ることが出来て良かったです。就職先もどうやって決めたかなど卒業後の進む先についても聞けて良かったです!

看護師さんに専門看護師について、大学院についてなど今度のキャリアの相談ができてよかった!

いかがでしたでしょうか?ご紹介した内容はまだまだイベントの一部で、1番の見どころである座談会のトークは掲載できておりません…!
ぜひ参加して体感していただきたいと思います!
最後に、開催にご協力いただいた看護師のみなさま、お越しくださった参加者の皆さま、本当にありがとうございます!運営一同、またお待ちしております!

看護学生からのリクエストから生まれたオンラインイベント。続々といろいろな領域のリクエストを承っております!
イベントに参加できなかった看護学生さんはぜひ一度、このシリーズに参加していただき看護師さんの本音を聞いてみてはいかがでしょうか?

気になる第3回はGW明けに開催予定です。

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次回は救急医療編。救命センターやICUなど超急性期分野での経験をもつ先輩看護師さんたちにお集まりいただきます!もちろん参加費無料、後日またイベント情報をお知らせ致します♪
お楽しみに✨

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今回ゲストとしてお越しくださった、地域包括ケア病棟で働く看護師・わどさんのYouTubeもぜひご覧ください👇👇👇
ひよこナースチャンネル看護師わどくん

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