国際医療研究会COCO
理念
医療系の学生は実習や授業に追われ、病院・キャンパスの外に出る機会、医療以外の分野に触れる機会があまりありません。ならば自分たちで学外での経験を積み、医療系学生としての教養を深めようという思いを元に設立されました。
主な活動
・スタディーツアー(春季・夏季)
・スタディーツアーに関する勉強会・報告会
・学会発表(2020年)(延期かつオンライン開催となったため、大会アプリへの抄録・スライドの掲載となりました)
・災害ボランティア(2018年)
・留学生交流会(2015年)
夏・春休みに国内外の医療機関を訪問するスタディーツアーがメインの活動です。スタディーツアーに向けてミーティング・勉強会、またスタディーツアー後に報告会を行っています。部員が興味をもったテーマを元に、自分たちで訪問先決定やアポ取り等から計画していきます。
[過去のツアー先およびテーマ]
・2019夏
「General practitioner:家庭医(イギリス) 」
「終末期医療(大阪)」
・2019春
「発展途上国の医療(ネパール)」
「代理母出産(長野)」
・2018夏
「統合失調症(北海道)」
など
Q1、実際に足を運んで現地に行くことで、どのような学びが得られましたか?
スタディーツアーの前に行う勉強会や書籍によるリサーチで、ツアー先のことをある程度理解していても、その場の雰囲気はやはり行かないと分かりません。どのツアーにおいても事前のイメージと異なることが多く、実際に自分の目で見て感じることの重要性を感じました。
イギリスのツアーでは、患者の雰囲気や医師が重視するポイントなどを肌で感じたり、現地の学生と一緒に実際に授業を受けたりすることで、より深い理解につながったと思います。
また、目的の医療施設を訪れるだけでなく、ツアーを通し、行政の方や宿泊先のゲストハウスなど地域の方々から直接お話を伺うことで、様々な角度からテーマについて捉えることができました。
Q2、学外に出て活動したいと思う子の居場所になっているような印象を受けました。COCOに入ってよかった、という具体的なエピソードがあれば教えてください。
意欲的な部員が多く、自他ともに自分の興味がある分野を追求できる環境の中で、
「もしCOCOに入っていなかったら、知ることすらなかったであろう分野に関心をいだいた」
「自分が志望する分野について、これまでは特に誰かと話すことはなかったが、ツアーのテーマに掲げるとともに学会発表の機会もいただいた。周りの仲間と一緒に向き合い学んだおかげで、改めて進みたい道を再認識した」
「発展途上国に興味はあったものの、一人では訪問する勇気が出なかった。しかし、部員と実際に行動を共にすることで実現でき、頼もしく感じた」
という部員からの声がありました。
Q3、一般的なエージェントを通してのスタディツアーにはない魅力は何だと思いますか?
自分たちでカスタマイズできるのが魅力です。
1からツアーを計画するのは大変難しいですが、仲間と共に「これが見たい/知りたい」「ここに行きたい」を実現できた際の達成感は何ものにも代え難いです。
また、アポ取りから自分たちで行うので一学生の身分ながら、将来進みたい分野や興味のある分野の先生方に直接お会いし、貴重なお話を伺うことができます。その経験は私たちにとってかげがえのない財産となっています。ツアーでお世話になる先生方は、私たちの興味に合わせて見学内容をアレンジしてくださっています!
More information
設立 2013年5月
規模 約40名
学科は医学科が一番多く、そのほか保健学科看護学専攻・作業療法学専攻・薬学科・歯学科の学生が所属しています。
所属大学 広島大学
活動拠点 広島大学霞キャンパス
活動頻度 週に一度のミーティング 春・夏のスタディーツアー
ーーーCOCOの皆さん、掲載にご協力いただきありがとうございました!
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