9月6日(日)、GIFMSA主催のイベントとして、STEP-UP MEET-UP(ステップアップミートアップ)が開催されました。
30名弱の方にご参加いただき、無事2時間のイベントが終了しました。
今回は、当日の様子を少しだけご紹介したいと思います。
STEP-UP MEET-UPって?
NPO法人ETIC.のBeyondミーティングを参考にしたイベントです。
医療系サークルが抱える困りごと・募集したいアイディアについて、参加者を交えてディスカションしたり、ブレストしたりします。
今回は、ブレークアウトセッション中の「トークテーマ」として、困りごと・募集したいアイディアをご提示いただきました!“ガチの”サークル活動に関する話題だけでなく、フランクに交流できるトークテーマもご用意いただきました。
発表団体(50音順)
IFMSA北大
放射線、作業療法、理学療法を専攻する学生も含め、他職種の学生とともに、子供たちの不安軽減を目的とした「ぬいぐるみ病院」や性教育を行う「Peer Education」など、幅広く活動しています。
EZOLS/北海道救急医療研究会
北海道で蘇生の輪を広げようと一次救命などの技術の普及活動を行っています。最近では「死に方の決め方」「エンディングノートを書いてみよう」など、死に方についてのワークショップを開催しています。
持ち前のコンテンツ力で毎回満席になる盛況ぶりです!
GIFMSA
医療職を志す中高生にむけたワークショップ「白熱教室」を毎年開催!その他、勉強会やプレゼンスキル養成企画なども行っています。
BLue Sea
三重県志摩市を拠点に活動。夏場には地元の病院と連携し、観光客が多く訪れる浜に救護所を設置することで、不要な救急車の出動削減に取り組んでいます。
各団体の発表
各団体から、活動内容やブレークアウトセッション中のトークテーマをお話しいただきました。
「Instagramを活用した新歓活動が新しい」「週一のペースで行うミーティングはどのように行っているのか、どのくらいの人数が参加していますか?」「コロナ期間ならではの困りごとは、どんなものがありましたか?」などの質問やコメントが飛び交いました。
また、BLue Seaの活動については、「海がある県ならではの活動だ〜!」という、私たち岐阜県民からのコメントが熱かったです。
ブレークアウトセッション
参加者の皆さんに一通り発表を聞いていただいた後、気になる団体・トークテーマを第一・第二希望まで決め、各団体の部屋に参加者の方に入っていただきました。
それぞれのトークテーマはこちらです。
IFMSA北大
①地域貢献プロジェクト…コロナ禍で、私たち大学生が子どもたちに対して、何かできることはないか
②皆さん、何してる?…授業はオンライン、外出するときはマスクを手放せない。皆さん今は何をして過ごされていますか?
EZOLS
①技術指導を行うワークショップの開催が困難…技術指導を今後どのように行なっていくか?
②ワークショップを運営する機会がなくなる…ワークショップを運営する人の養成をどうしていくか
③コロナ禍で感じる不安は?
GIFMSA
①オンラインだからこそできる新しいプレゼンテーション
②中高生との交流コンテンツ
BLue Sea
医療者が、やりがいを持って仕事をするために必要な事とは?
ブレークアウトセッションでは、それぞれの団体について参加者みんなで一緒に悩んだり、活動について詳しく聞いたり、さまざまな意見交換がされました。
参加者の皆さんの声
・他団体への活動に関する感想
ー他の団体の活動を知ることができて有意義な時間を過ごすことができました。
とても刺激になりました!精力的に活動されている方が沢山いてびっくりしました!
ーブルーシーの活動が楽しそうで、まず自分自身が楽しむことが大事だと感じた。また、インスタグラムなどSNSを活用していくのがこれからの流れになるのではないかと思った。
ー各団体のユニークな活動を聞くことができてとても面白かったです!BLue Seaさんの救急車出動削減、地域の人との交流を聞いて、学生ができることの範囲が自分が思うよりかなり多くあるなと思いました!
ー地域と密着した活動、ドラマへのツッコミなど面白い活動を知りました。今後自分達の活動に取り込んでいければいいなと思います。
ー大学内におさまらない活動から学ぶことは大きいと思った。これからのサークル活動でやってみたいアイデアを色々知ることができたのでいかしていきたいです。地域とつながりをもっておられる団体が多く、視野が広げられてよい取り組みだと思いました。
ー北大IFMSAの方が週1でミーティングを開いているということに衝撃を受けた。自分たちもミーティングを開きながら各部員の団体への所属感を高めたり、意欲を高めたり、近況を知ったりする機会は必要だと思いました。BlueSeaの地域貢献活動もとても素晴らしいと思いました。
・イベント運営についてのご意見
ーzoomの使い方がとても上手ですごい!!短い時間でいろんな意見がでていい刺激になりました。
ー週1ミーティングを行っている北大の方が、オンラインのほうが入りやすいとおっしゃっていたのが印象的でした。私は今までオンラインイベントに参加するのって少し勇気がいると思っていたのですが、今回このイベントに参加して確かに楽しいしそんなに気負わなくてもいいと気づいたので、イベントを企画する時は参加するハードルをいかに下げるかが大事だと思いました。また、BLueSeaの代表の方の「せっかくコロナだからこうやってzoomでいろんな人と話したい」という言葉を聞いて素敵な考え方だなと思いました。
ー大学別のテーマトークの際のファシリテーターを、それぞれの大学代表者に任せてみるのもよかった気がします。また、各部屋で、参加者が皆満遍なく話し合えるような環境作りが重要だと考えました!
———たくさんのご意見・ご感想ありがとうございました!
話し合いの時間が短く感じたという方が多かったように思います。かなりゆとりを持ったスケジュールでも少し押し気味で進んでいたので、ブレークアウトセッションの回数を減らすか、各セッションの時間をもう少し取れるように他の部分に工夫の余地があると感じました。
イベント全体の満足度としては、8割以上の方にご満足いただけたようでした。「第2回もぜひやりましょう」というご意見もいくつか頂きましたので、今後もし機会があれば、今回のご意見をもとにさらにパワーアップして皆さんにお会いできたら嬉しいです。
本イベントにご参加いただいた皆さん、プレゼンターの皆さん、運営に協力してくださった皆さん、この場を借りて改めてお礼申し上げます。
ありがとうございました!そして、今後ともGIFMSAをよろしくお願いいたします!
お知らせ
10月10日には、今回ご登壇いただいたEZOLSの皆さんが「死への切符」というワークショップを開催されます!
一連のストーリートークを聞きながら自分の死を体験し、自らの持つ価値観や死生観について考えるという内容。
「…多分、思ってたのと違うってなると思います(ニヤッ)」というご回答でした。これは参加するしかありません。ご都合つく方はぜひお早めにお申し込みください。
お申し込みはEZOLSのFacebookか、Instagram、Twitterで発信しているお申し込みフォームから!
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