医療系学生のための自己分析・自己理解のワークショップ【イベントレポート】

Alt=“看護学生 自己分析”

2020年9月11日(金)、看護学生のためのキャリア支援プログラムの一環で、医療系学生を対象とした自己分析・自己理解のワークショップを開催しました。岐阜大学の医学部生のほか、東海・関東圏の医療系学生からも参加申し込みがありました。
今回行う自己分析を就活や卒後のキャリアをより前向きに考えるきっかけとすること、自分の現在地を知ること、ワークショップ終了後に自分で自己分析・自己理解のワークができるようになることを目的に開催されました。

今回は当日の様子を少しご紹介したいと思います。

目次

講師紹介

川邊祐詩(かわべ・ゆうし)氏
岐阜県出身の理学療法士。トレーナーに憧れてPTを目指すが、違和感を覚え、大学3年時にPTとしての資格は手段であると気がつく。現在は、医療職がわくわく働けるような世界を作ろうと、医療者の“想い”を支援する会社「Regie」で経営企画を担当する。

インプット

インプットの様子

・自己分析とは何か?
・自己分析や自己理解がなぜ必要になるのか?
などについて、参加者もチャットを使いながら多くの意見を交わしつつ、医療系学生だからこそ考えなくてはいけないことについてお話しいただきました。
その後、3〜4人で1組のグループに分かれてワークを行いました。時間が足りないと思うほどみんなが熱中してワークを進めることができました。

ワーク

ワーク①自分が一生懸命になれることって?
→具体と抽象思考
事実を抽象化し、それがどんなことを意味するのか、そこからどんなことが言えるのか、転用するという流れを体感しました。

ワーク②自分の行動源泉を探る
→トヨタ式思考
ひたすら「なぜ?」を繰り返し、時間軸を遡ったり、納得がいくまで突き詰めたり、自分なりの答えを各自で探りました。

Alt=“看護学生 自己分析 自己理解”

ワークショップに参加した学生の声

1時間という短い時間の中でどのように自己分析のワークを行うんだろうとワクワクしていたんですが、とても充実した内容で驚きました!川邉さんの話の持っていき方やワークまでの持っていき方が素敵だなと思いました。ワークのこの消化しきれない感じもいいなと思いました。自己分析ができることが目的ではないということが最初に示されていたので、この自己分析の消化不良感も受け入れられるなぁと思いました。(2年生)

自分への向き合いかたが大きく変わった。今まで、正解を求める考え方をしており間違った自分がすごくいやで苦しかった。間違ってるなんてなくて、自分が幸せならそれでいいんだ!と気持ちが楽になりました!!
今、自分の周りには大切で尊敬できる人が何人かいる。それは自分が頑張ってきた証拠でもあるんだということにも気付かされた。
喜びが喜びを呼ぶその精神を大切にして私も「最高です!!」使っていきます!(3年生)

自己分析を初めてしました。ワークをやってみるとどうして看護を専攻したのか腑に落ちるまで考えることができました。ずっとどうして看護を専攻したのかといわれると患者に寄り添えるようになりたいと思ったというところまでしか考えていませんでした。今日考えてみて、自分は小さい時一人で不安などを抱え込んでいたため寄り添ってくれる人がいませんでした。そういう経験から看護を専攻したと知ることができました。今日はありがとうございました。(1年生)

「いいね!」の瞬間

ーたくさんのご意見、ご感想ありがとうございました!驚異の事後アンケートの回収率と満足度でした・・・!
ぜひまた機会を持てたらいいなと思っています。講師の川邊さん、参加者の皆さん、本当にありがとうございました!

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