昨年、看たまノートでもご報告した「全国医学生ゼミナール」を主催する「医学連」の方々を対象に、学生ヘルパーの活動についての講演をさせて頂きました。医学連では、分野毎の勉強会を開いており、私たちは「介護・福祉」の分野における勉強会の講師としてお招き頂きました。学生ヘルパー活動を通して得られた学びを共有する事により、学生ヘルパーの存在を知ってもらうとともに、医学連の皆さんと、患者さんとの関わり方をじっくり考えたいという願いをもって講演しました。
講演会後、たくさんの質問や感想を頂き、学生ヘルパー活動に対し興味をもって頂けたことに、私たちも非常に嬉しく思いました。講演を行った私たちも、医学連の皆様から頂いたご意見に刺激を受けましたし、学生ヘルパー活動の意義を改めて深める機会となりました。また、学生ヘルパー活動を広めていくための手段等もご意見頂きました。私たちの今後の活動に活かして行きたいと思います。この度は、貴重な機会を頂きありがとうございました。
参加者の声
「会全体を通しての感想」
・学生ヘルパーという活動とその意義について、実際に活動されている方からお話を聞けて興味深かったです。
・重度障害の方の学生ヘルパーについて知ることができて非常にいい機会だと思いました。実際に活動されている方の声を聴くことができて、かったです。
・学生ヘルパーの経験値が異なる学生ヘルパー4人から話を聞けて良かったです。取り組むきっかけや学んだことが一人ひとり異なるのが面白かったです。
・ALSや学生ヘルパーについて知ることができ、勉強になりました。みなさんの学びについて直接お話を伺えてよかったです。
・学生ヘルパーさんの、患者さんに向き合う姿勢と、患者さんの前向きに生きようとする姿勢に感銘を受けました。自分も障がい者の方の生活などについてもっと知りたいと思いました。
ー学生ヘルパーや重度障害者の方の生活をしれて良かったという声が多くありました。また、実際に活動をしている学生の生の声への反響が大きかったです!
「学生ヘルパーについての感想や考え」
・学生という存在が、障害者の方が自立した生活を送る一助になると思うと、同じ学生としてとても嬉しい事だなと感じました。今日お話しくださった学生ヘルパーの皆さんがそれぞれ成長している姿を見て、もっと多くの学生に広まっていくと良いなと思いました。
・学生のうちに重度障害を持った方と接することができる機会はなかなかないと思うので、学生側にも多くのメリットがあると思いました。障害の有無関係なく、様々な経験や価値観を共有できるのは魅力的だと思いました。
・今日は講演をしてくださり、ありがとうございました。学生ヘルパーの活動をすること自体がすごいと思っているので、学生ヘルパーを広める活動もしていてすごい×2です。・学生ヘルパーは、学生があまり関わることのない寝たきりの患者さんと深く関わる貴重な機会だと思います。岐阜大の方々のようなやる気のあるヘルパーさんが増えるといいと思います。
ー学生ヘルパー活動を通して、実際に重度障害者の方と関わる機会が持てることは学生ヘルパーを行う上でのメリットである!私も、そう思います!!
「学生ヘルパーの輪を広げるためにはどのようなことが必要か」
・今日のような講演会はもちろんですし、SNSなども有効なのかなと思います。また、学生ヘルパーというものだけでなく、完全他人介護という自立した暮らし方もより広まっていくと良いなあと思いました。
・医療関係を中心とした大学にもっと広めていくとよいと思いました。自身の所属する大学の生徒への宣伝を行うと、興味を持つ人は多くいると思います。また、サークル活動が始まる4月に合わせて宣伝するのも効果的ではないかと思います。
・学生ヘルパーの活動の実際を知ってもらうことが大事だと思いました。良かったことも、悩んだことも伝えて、「自分にも出来るかも」って思ってもらえたら、輪が広がるかもです。
・ALSの患者さんなどの患者さんが、重い疾患を持ちながらも工夫して生活していらっしゃることについて発信していくことが必要だと思います。
コメント