全国ぶっこみプロジェクト、始動!|ぶっこみPJT【Vol.1】

コミュニティナースをご存知ですか?
コミュニティナースは、地域の暮らしの中で「毎日の嬉しいや楽しい」を一緒に作り、「心と身体の健康と安心」をまちの人と一緒につくっていきます。その人ならではの専門性を活かしながら、街の人や異なる専門性を持つ人とともに、中長期的な視点で自由で多様なケアを実践します。
職業や資格ではなく実践のあり方であり、「コミュニティナーシング」という看護の実践からヒントを得たコンセプト。

今回は、このコミュニティナースをより多くの人に知ってもらうべく走り出したプロジェクト、「全国ぶっこみプロジェクト」についてご紹介します。

目次

全国ぶっこみプロジェクトとは?

全国ぶっこみプロジェクトとは、全国の各地に「コミュニティナース|まちを元気にする“おせっかい”焼きの看護師」の本をぶっこむプロジェクトのこと。本を届けると同時に、コミュニティナースやその実践をしている人たちを看護学生・看護教員の方々に伝えます。これにより、コミュニティナースの考えをぶっこむという名の通りのプロジェクトです。今年度中に、全国各地に約1,000校ある看護学校にこの本を届けたいと考えています。

なぜこのプロジェクトが生まれたの?

全国にコミュニティナースを生み出し、またコミュニティナースのエッセンスを社会に広めるCommunity Nurse Company 株式会社でインターンをしていた總山萌ちゃんと、当社代表の矢田明子さんとの何気ない会話から生まれました。

萌ちゃんが1年間、インターンをしてきて、ケアのあり方について見つめ直したり、地域の人との関わり方について学んだりするなかでの気づきがたくさんあったそう。また、萌ちゃんの周りの学生がコミュニティナースという選択肢を知ることが、彼/彼女たちの進路選択に与える影響を見ることができたのだとか。
「住民の方も担える看護・ケアの心を知ったうえで専門職が担う看護を考えると、より自分が実践したい看護はどこで実践できるのかが見えてくる」このような学び/気づきを得る機会を、他の看護学生の子にも共有したいという思いがありました。

また、同じくコミュニティナースに興味のある学生「コミカレ生」の仲間が、コミュニティナースの本を学校の図書館に入れるという活動をした際に嬉しかったことを思い出します。

以下、Fecebook投稿より引用。

矢)あんたさ、何にワクワクすんの?
こんなプロジェクトだったら面白そうとか。
ふ)そうですねえ…。
コミカレの子たちが自主的に看護学校に矢田さんの本「コミュニティナース」を置いてくれたのは嬉しかったですね。このままいけば看護学校全国制覇じゃん!って。笑
矢)いいじゃん!全国制覇!
バカバカしくていいじゃんやりなよ!w

さらに、すでに実践している人と出会い、「それって、とってもいいことですね!」「素敵なおせっかいですね!」と価値づけしていくことで、実践者が改めて活動に意味を見い出し、実践が加速することを目の当たりにしてきた萌ちゃん。

「コミュニティナースの本を全国の看護学校に届け、学生にコミュニティナースという選択肢を知ってもらうと同時に、医療や看護の領域問わず、すでにまちの元気を応援している実践者と出会い、活動を加速させられたら・・・?」

このような思いから、全国の人を巻き込みながら、各地にコミナス本を、そしてコミュニティナースという考え方をぶっこむ、全国ぶっこみプロジェクトが誕生しました。

プロジェクトメンバー

總山萌(ふさやま・もえ)
学校にいる養護教諭ではなく、「まちにいる養護教諭」になりたいと思い、模索中です!自分のやりたいことって何?コミュニティナースとの共通項って何?と日々考えています。
小学3年生からバスケを続けているからか、体力おばけです。ここ10年、風邪をひいていません!

野村奈々子(のむら・ななこ)
現在は看護学生に資格をとったその先のキャリアを考えるきっかけを作りたいと思い、WEBメディアの運営をしています。弓道を6年続けていますが、最近は道場に行くのは自粛モードです。自分をメンテナンスできているなと感じる時が至福だな・・・と思います。

近間仁美(ちかま・ひとみ)
岡山大好きっ子で現在は大阪大学看護4年。ビジョンは、「岡山のフクシを可視化し、皆で心と体の健康を応援できる街にする」
地元岡山の地域活性に携わったり、オンラインイベント企画したり、医療系団体や福祉系団体のコミュニティデザイナーとして働いたり、、 いろんなことを手広く活動する中で「自分の専門的知識を生かし、だけど、縦割りを外しながら、今までご縁をいただい方々に恩返ししたい!」という思いが募る。
そんな時、去年の11月頃にコミュニティナース研究所に出会い、運命を感じる。いろんな面白い人に出会って、ただただ楽しい。けど、コロナで対面で出会えることが減り寂しい、、目の前のこと一つ一つに感謝することを大切に、、

Comming Soon・・・(この記事を読んでいるアナタかも!)

どうやるのか?

萌ちゃんがCommunity Nurse Company 株式会社の本拠地・島根県雲南市から地元に帰省する道中、2021年3月の約2週間をかけ、試しに山口県〜広島県〜岡山県の看護学校を回ってみた成果を、次回はお届けしたいと思います!
とはいえ方法はまだまだ模索中のため、一緒にトライ&エラーを繰り返しながらぶっこんでくださる方を大募集中です。よろしくお願いします!

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関連リンク

コミュニティナース研究所
Community Nurse Company 株式会社
ぶっこみプロジェクトFacebookページ

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • この度は、コミュニティナースを送っていただきありがとうございます。
    皆様のエネルギーとフレキシブルな発想にとても刺激を受けなした。
    この本のことや皆さんの活動を本校の学生たちに伝えたいと思います。
    今後の益々のご活躍を祈念しております。
    愛知保健看護大学校 副校長 水野昌子

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