看護学生が学ぶ内容ってとても多いですよね・・・ヽ(´ー` )ノテスト中、あ、全然覚えとらん( ̄▽ ̄;)なんてこともあるかも?今回はいつもと毛色を変えて、忘れにくい!根拠がわかる!勉強の仕方を提案するイベントを企画しました。
こんな人におすすめ!
- 勉強の仕方が知りたい
- 解剖生理を鍛えたい
- 根拠?ヽ(´ー` )ノ?
イベント詳細
日 時:2023年9月9日(土)21:00〜22:00
場 所:オンライン(Zoom)
対 象:看護学生、看護師を目指す人、面白そうだな!と思った人
参加費:無料
主 催:看たまノート
イベントではどんなことをするの?
例えば、「第111回看護師国家試験 午後79問」をみてみましょう。
採血時に操作を誤ったため溶血し、採血管内の血漿が暗赤色になってしまった。この血漿の電解質濃度を測定したときに、本来の値よりも高くなるのはどれか。
1. 塩化物イオン
2. 重炭酸イオン
3. カリウムイオン
4. カルシウムイオン
5. ナトリウムイオン
この問題の答えを見て、「採血でカリウムか、ふ〜ん(*ˊᵕˋ* )」と思って次の問題に行ってしまうと、半年後、1年後、覚えていられるでしょうか…..ぞわわわ😨
ここで、一見全く関係のない神経細胞の話をします。
神経細胞内のカリウムイオンが細胞外に常に流出することで、細胞内は負の電荷を帯びています(静止電位)。これは、細胞内のカリウムイオン濃度が細胞外よりも高いために、濃度勾配に従って受動輸送されるためです。
何が言いたいかというと、神経細胞内はカリウムが多いんです。
実は、神経細胞に限らず、細胞内にカリウムが多く、細胞外にはナトリウムが多いというのは、多くの細胞に共通することなのです。試しに、血中(つまり、細胞外)ナトリウムとカリウムの正常値を見てみてください。
すると、赤血球も細胞である。これが壊れたら、細胞内にたくさんあるカリウムが出てきて、、、おっおっ!偽性高カリウム血症になる!と、理解できるし、忘れにくいと思います。
また、採血する機会の多い看護師が、現場で遭遇し得るということも知っておくと、だから大事なのか!、国試にも出るのか!と思えて、忘れにくいと思います(検査室の介入と患者指導によりカリウムの偽高値が 改善した一例)。
さらに、1番の塩化物イオンは、神経細胞内に流入することで負の電位を発生させ、神経細胞の活動を抑制します。実は、コロナで話題?のイベルメクチンは無脊椎動物のクロライドチャネルを活性化して、神経を働かなくさせて、寄生虫を殺すのです(https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00049234.pdf)。
私には、なぜこれがウイルスに効くと言われているのかさっぱり分かりません😅
神経がわかっていると、血液がわかり、薬理がわかり・・・・・
と、このように関連する事柄を次々繋げて理解する試みが今回のzoomイベントです。
ステップ
①近しい意味の単語をとにかくたくさん思い浮かべる(ドットを打ちまくる)
②関連が説明つくように並び替える
①と②は同時に行っても良い
イベントスケジュール
21:00〜 オープニング
21:10〜 ポチポチタイム(話しながら)
21:25〜 まとめ
21:30〜 ポチポチタイム(話しながら)
21:45〜 まとめ
21:50〜 クロージング
コメント
コメント一覧 (2件)
お世話になっております。
先日、connecting the dotsに参加した島田です。
まだ送ってくださっていない、また自分の確認不足である可能性もあるため大変申し訳ないのですが、
内容をまとめたものがまだ届いていないため、もう一度送っていただけると幸いです。
お手数お掛けしてしまいすみません。
よろしくお願いいたします。
場所が分からず、コメントにコメントしてしまい、すみません!