岐阜の最北端の病院、飛騨市民病院へ行ってきました!|看たまチャレンジプロジェクト記

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看たまノートでは、看たまチャレンジプロジェクトと称して、将来のこと・やりたいことに向き合うプロジェクトを進めてきました。今回の記事では、プロジェクト参加者のひとりであるすみれちゃんが、夏休みを活用してチャレンジしたことをご紹介します。
https://kangotamago.com/2023/07/25/challenge-pj/

すみれちゃん
岐阜大学の看護学科3年です。特に好きなものは服で、毎月1着以上は服を迎え入れてしまいます。さすがに我慢しないと、、と思いつつ先日新しいワンピースをお迎えしました。様々な事に興味を持ちやすいですが、飽き性でもあるため、1つのことを継続していく自分なりの方法を模索中です。
目次

看たまチャレンジプロジェクトに参加したきっかけ

毎夏、やるべきと思うことを結局できずになんとなく過ごしてしまう自分をそろそろ変えたい!と思い参加を決意しました。

また、就職活動や実習が始まっていくなかで、自分の本当にやりたいことやなりたい姿がみえないままそれもなんとなく進めていってしまうことに不安を感じていました。もやもやしたままだと、それぞれの活動も不完全燃焼で終わってしまうと思ったのです。そのためこのチャレンジを通して自分のやりたいことをはっきりさせたいと思いました。

そして、なにより私は怠惰なので、強制的に頑張らなければならない環境に身を置かないと、なにも出来ずじまいで終わってしまうという焦りを感じたからです!

今回チャレンジしたこと&最初の問い

今回は岐阜県飛騨市神岡町にある飛騨市民病院のオープンホスピタルに参加させていただきました。きっかけとしては、マイナビさんの合同説明会の際にお話を伺った飛騨市民病院の看護師の方が、とても生き生きと魅力を語ってくださったことです。その方もコミュニティナースや地域医療に興味があるということを伺い、地域密着型ってどういう病院なんだ、素敵だなと思い、見学に行きました。

見学の前に行った看たまチャレンジプロジェクトのzoomミーティングでは、自分の働きたい場所や種類は具体的だけれど、そこで自分がどのように働きたいのか、どのような人を対象に、どういう自分でありたいかということがはっきりしていないことが判明したので、そのヒントを探すつもりで行きました。

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画像)すみれちゃんがプロジェクトを通して整理した将来像

チャレンジしてみてわかったこと

まず、到着してから病院のアットホームな雰囲気がいきなり伝わってきました。遠くからよく来たねとたくさん歓迎していただき、まるでおばあちゃんの家にやってきたような感覚でした。院長の方から事務員の方々まで全員が顔見知りで名前も知っている状態だったり、看護部長の方と看護師の方がとてもフランクに会話をしていたり、職場の風通しのよさがこれでもかと伝わってきた気がします。これが地域密着型の病院なのか…!とカルチャーショックを受けると同時に素敵な空気感だと思いました。

画像)オープンホスピタルに参加した記念のお写真。病院の、参加者への愛を感じます。*プライバシーに配慮し、一部画像を加工しています。

また、地域医療に力を入れる病院と聞いていたため、病院の活動として積極的に地域に出て地域の人と関わって活動をしている人がたくさんいることを想像していました。しかし、想像していたのとは違って、飛騨市民病院の看護師の方は、休日に地域のボランティアに参加をしたり、ゴミ拾いのイベントを開催したりして、医療としてではなく、より住民としての立場から生活の中でその土地や人に関わっていることが分かりました。これは憧れる姿のひとつである、地域に溶け込んで医療者という境目を超え、気軽に相談をしやすい地域の人にとって身近な存在という姿に近いのではないかと発見しました。

しかし、やはり患者さんを病院という環境の中で看ることは大きな病院と変わりません。認知症の患者さんが多く、いつもその方についていることはできないため、拘束をするしかない現状もあり、大病院と変わらないところにもやっとしました。一方でこのもやっとは、人員が不足している中での現状の多忙さを知らないからだとも思いました。それを看たまチャレンジプロジェクトのzoomミーティングのなかでお話すると、「今のこのもやもやの感覚を持ち続けていることは大事なこと」、「それを大事にしている人がその病院のなかにも、その地域にもいるかもしれない」と助言をいただき、自分の思いを持ったままに、それを基準として自分が働きたい場所選びをする方法もあるのかとわかり、目が覚めるような思いでした。

今後の展望

今回の見学を通して、改めて自分がどういう看護をしたいのか、その中で大事にしたいことは何なのかがよりみえてきた気がします。私の場合は、1人1人と時間をかけて、その人の好き嫌いから、考えていることや大事にしていること将来なりたい像を共有していくことを大事にしたいと考えています。この軸も、看たまチャレンジプロジェクトやこの夏の様々な体験を通してまだまだブラッシュアップしていき、さらに他の軸もみつけていきたいです。

これからチャレンジする人へのメッセージ

チャレンジするには、1歩目が一番エネルギーがいると思います。でも今はSNSとスマホという便利なツールがあるので、気軽な気持ちでポチっと押してみるのもひとついいと思うのです。もちろん能動的に参加していくことは大事なことですが、参加を決めてしまえばあとは目の前のことを一生懸命こなして流れに身を任せていたら案外なんとかなるものだと思います。きっと挑戦した事実は自分の自信になり、またいつになるかは分からないけれど生きていくなかで絶対に役に立っていくと思います。

すでに多数の活動には挑戦しているのだけれど、なんだか手応えが大きくないというそこのあなた(私も同じ思い抱えてました,,,)の場合、チャレンジをする前になぜ自分はこのチャレンジをするのか、このチャレンジを通してどうなりたいのか等目標やなりたい姿を参加する前に明確にしていくことが大切だと思います‼そうすることで、自分の中でのチャレンジの振り返り方が変わってくるのではないかと思います。

ーーーすみれちゃん、素敵な報告をありがとうございました!

伴走したメンバーよりひとこと

のむ)ミーティングを重ねるうち、すみれちゃんが徐々に自分の大切にしたいことを磨いていく様子をみて、「こんなふうに自分と向き合って、自分らしく働ける現場を探せる人を増やしていきたい」と感じました。
最初にZoom越しにお話ししたときは控えめな印象を受けましたが、回を重ねるごとに芯をもった情熱溢れる子なのだと分かりました。噛めば噛むほど味の出るするめのようなすみれちゃんが、より良いファーストキャリアを選んでいけますように…!

ハル)プロジェクト中は、その日に印象に残った出来事を毎日感想とともに書く「看たまチャレンジプロジェクトのあゆみ」をみんなで共有しながら取り組んでいたのですが、すみれちゃんの「あゆみ」に毎日たくさんの気づきと学びが綴られていたのが印象に残っています。あらゆる事象から学びを盗み取ってくる姿勢に感無量でした!
私もすみれちゃんから学んだことがたくさんあった2ヶ月でした!これからもまだまだ飛躍するすみれちゃんを応援してます!

おかはる)すみれちゃんのチャレンジを素敵な文章にしてくれてありがとうございます!
ミーティングを通じお話を重ねていく中で、すみれちゃんの奥底に静かに燃えているものが垣間見えてきて、素敵だなぁと思っていました。
もやっとした所にも丁寧に向き合い、自分の大事にしたいことをしっかり言語化できることは、自分の軸を見つける上でめちゃめちゃ大きな武器だと思うので、これからも自分の軸を見つけて、素敵なキャリアを歩んでいってください!
そして、またすみれちゃんのチャレンジを沢山聞かせてください!

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