今回はカンボジアの食生活などにも触れつつ、栄養という概念についてご紹介し
ます!
栄養という概念
カンボジアには栄養という概念が限りなく乏しいそうです。(ほとんどないと言っていいくらい根付いていない)
それによっておこる問題というのがこちら。
貧困層の子どもの栄養不足、また、少し裕福な家庭で育つ子はほとんど肥満です。
意外に思われるかもしれませんが、大人の生活習慣病は貧困層でも深刻な問題です。
正しい知識を知らない母親たちは、地域ごとに蔓延しているエビデンスのない迷信を身ごもった赤ちゃんに思いやりとして注いでいます。
そんな状態を危機的意識をもって、何とかしようと奮闘している日本人男性がい
らっしゃいます。
調理師として。
それがこの方、『国際医療ボランティア団体』 特定非営利活動法人ジャパンハートに所属する、
野村 友彬(のむら ともあき)さんです。
Twitterはこちら↓↓
https://twitter.com/tomkbd51?lang=ja
ジャパンハートでは2018年7月からカンボジアで初めて小児固形がんの手術なども請け負っています。
しかし術後に、お母さんが子供のために買ってきた食事はそのあたりの屋台で作られたいつ加熱したかわからないようなお惣菜…免疫力の低下したこどもには、適切ではありません。
先にお伝えしたカンボジアの栄養の現状と、ジャパンハートでの現状をふまえ、料理人である野村さんはジャパンハートの栄養管理部マネージャーとして、
すべての子どもたちに、栄養価の高い給食を
免疫力の低下した子どもへ、安全な食事を。
これを目指して活動なさっています。
これからジャパンハートの栄養管理部としてのビジョンは、カンボジア全土の栄養衛生意識の底上げ日本の栄養業界とのカンボジア(途上国)の栄養業界との架け橋なんだとか。
そして2020年にはカンボジアでも、学校の授業に「保健」や「栄養」が組み込まれるのだそう。今後の発展に期待大です!カンボジアと日本を行き来しながら活躍されている
野村さんのFacebookはこちら↓↓
https://www.facebook.com/profile.php?id=100025166511054
ジャパンハートでのプロフィールはこちら↓↓
https://www.japanheart.org/about/staff/stf-cambodia/nomura.html
コメント