世界の医療事情【ケニア編🇰🇪vol.4】現地のコミュニケーションとは?

今回も、ケニアはシアヤという街から、青年海外協力隊として活躍されている保健師さんよりリポートしていただきます!現地語に慣れるまでの苦労や、ケニア人の国民性なども交えて紹介してくださいます。
ご覧ください!

私の住むシアヤという街はルオ族が多い街です。
言語は英語スワヒリ語ルオ語の3つが使われています。
子どものころから聞いている言葉はルオ語。小学生になるとスワヒリ語と英語を習います。

ルオ族は明るく陽気な人が多いと言われています。そして、ルオ族に限った話ではありませんが、お話が大好き。
引きこもっていては頭がおかしくなるから外に出ていっぱい話さないとだめだと言われることが多いです。
そして、あいさつの種類がとても多い。
朝の挨拶を一覧にしてみます。

英語の場合
HelloHello
How are you? → Fine
HiHi
Good morningGood morning, too.

スワヒリ語・ルオ語の場合

Habari(スワヒリ語:元気ですか?) → Mzuri(sana)(元気です)
Habari ya asubuhi(スワヒリ語:おはよう) → Mzuri sana
SasaPoa (スワヒリ語:元気ですか?を気軽にした挨拶)
Jambo (スワヒリ語:英語のHiのような挨拶)→ Jambo
Oyaole(ルオ語:おはよう) → Oyaole ahinya(おはよう)
Idhi nade(ルオ語:元気ですか?) → Maber(Achio maber)(元気です)
Ichiew nade?(ルオ語:よく眠れた?)→Achiew maber(よく眠れた)

これを毎朝通りすがりの人とそれぞれの挨拶をします。朝の挨拶だけでもこの量。最近では、瞬時に判断して回答することができるようになってきましたが、まだ混乱することがあります。

そして、この3つの言語は時としてミックスされることがあります。
私に求められていた言語は英語だったので、ケニアに来る前は英語を勉強していました。そして、ケニアに来てから1か月の語学訓練でスワヒリ語を学びました。
しかし、実際に派遣されて感じたのは、純粋に英語だけを聞き取ればよいというものではないため言語習得にはかなりの時間を要するということです。また、年配の人や小さな子どもは現地語しか話せない人も多いので、コミュニケーションにはジェスチャーしかない状況です。
しかし、あいさつ程度でも話せるとすぐに距離は縮まります。

ケニアの人は良く笑う

私はAkinyiという現地の名前があります。意味は午前中に生まれた女性という意味。ルオ族の人たちは生まれた時間帯や場所で名前が決まります。そのため同じ名前がいっぱいいるという状況ですが、自己紹介で「私の名前はAkinyiです」いうだけで大爆笑。笑いのツボが分からない時もあるくらい良く笑っています。
そして、電話も大好きであるためメールやWhat’appというLINEのようなアプリではなく、直接会話を楽しみます。用事がなくてもとりあえず電話で相手の声を聞いて会話するというのが大好きです。ただ、夜遅くや朝早くに電話があるのは困りものですが・・・

ケニアの人はよく音楽を聴いて踊る

ケニアの教会に行くと驚くのは厳かな雰囲気ではなく、地声でも後ろのほうまで聞こえるであろう広さにも関わらずマイクを使い、音量MAXで音楽を聴いて踊るのです。私のいる職場でも同じく同僚はスピーカーを持ってきて音楽を聴いて踊ります。

ケニアの人の考え方も穏やか

時間に遅れても、何か問題があっても咎めることはあまりありません。お互い様の精神があるため怒っている人をみることは本当に少ないです。
驚いたのは交通事故に遭遇した時。けがをした相手家族や相手は怒るだろうと思っていたのですが、全く怒りを運転手にぶつけることがないのです。怒るということはあるのですが、引きずることはありません。
ただ、盗みを犯した人に対する制裁はひどいということを聞いたことがあります。

ケニアの家族は大家族

子どもの数がとにかく多い。日本のように核家族ではなく大家族であるため、親兄弟・その他大勢で赤ちゃんを育てます。私の周りにいる人で多い兄弟は18人。よく小さい兄や姉が下の兄弟をおんぶしたり抱っこしたりする姿を見かけます。そのため周りの大人たちは子どもをみると声をかけたり、目を配ることも多いです。マタツ(バス)に乗る時も赤ちゃんを抱いた母が来ると何も言わずに周りの人が赤ちゃんを抱いたり声をかけてサポートします。周りのみんなが子どもを育てているという環境があると感じます。
ケニアの子どもをみんなで見る。日本のように国からのサポートがあるわけではなく、地域みんな、親兄弟が小さい子どもの世話をするという環境は素晴らしいことだと思います。この地域力はいつまでも続いていってほしいなと思いました。

自殺はあるの?

そんなケニアの人たちですが、自殺はないのかと思われますが、ケニアでもあると言います。しかし、WHOによると2016年日本では18.5(人口10万人中の自殺率)であるのに対しケニアは3.2でした。アフリカ大陸の中では低いです。ケニアの自殺はどんな人がするの?とケニア人に聞くと、経済的な理由や、学生は進学できないことを理由に自殺するのだという話を聞くことが出来ました。
自殺が日本ほど問題にはなっておらず、健康問題として取り上げられるのはまだまだ先だなと感じるこの頃です。

何一つまともに話せる言語がない私ですが、あと10か月、ケニアの人とコミュニケーションをとって何かしらの還元が日本にできるとよいなと思っています。

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