趣味で心身をリラックス!園芸の面白さを看護師目線で伝えているユーチューバー「どんちゃん」

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チャンネル名「園芸大好き看護師どんちゃんねる」で活動するYouTuber・どんちゃん(福岡県久留米市)に、趣味を通じて、ストレスに上手く対処するコツを聞いてみました。

今回の記事はこんな人におすすめ!

  • 看護師のストレスマネジメントに関心のある方
  • 趣味を大切にしながらお仕事も頑張っている看護師さんの話を聞いてみたい方
  • 看護師YouTuberさんに興味のある方

今回インタビューにご協力いただいたのはこの方!

どんちゃん
YouTuber・どんちゃん
子どものころから「優しいね」と周囲に言われ続け、看護の道へ。大学卒業後、耳鼻科、ガン診療科、急性期病棟などを経て現在は精神科に勤務。看護師歴12年となる。学生指導も担当。2児の父で、チャンネル名の「どんちゃんねる」は、幼少期のあだ名に由来する。約100種類の1年草に囲まれて暮らす。

執筆/shiroさん

「園芸好きの皆さん、こんにちは~。園芸大好き看護師のどんちゃんで~す」。ゆったりとした、穏やかな語り口で、多肉植物のアガベ、可愛らしい小花をいくつも咲かせるペンタス、ブルーの花が愛らしいネモフィラなどの育て方を解説していきます。植物の話題を織り交ぜながら、自身の看護観を紹介することも。過去2年にユーチューブに公開した動画は、なんとその数400本です。

きっかけは、人気園芸ユーチューバーとの偶然の出会いでした。2年前、福岡県内にある大型園芸店をふらりと訪れたところ、56万人以上の視聴者を抱える「カーメン君」が、動画づくりの一環で、臨時スタッフとして働いていました。これまで画面越しでしか見たことが無かった憧れの「カーメン君」から接客を受け、動画への出演も果たし、くすぶっていた園芸熱が大きく燃え上がりました。

憧れのカーメン君(右)と撮影

「せっかくなら、植物を育てる楽しさを多くの人と共有できたら」と、手持ちのカメラを使って、旬の植物の枝切り、植え替え、寄せ植え、看護師としての気づきなどを分かりやすくまとめた10~20分の動画をアップロードするように。回数を重ねるごとに、持ち前のトーク力が開花し、視聴者が増えていきました。今では子育てや家事を済ませてから、夜勤の前後に1人で撮影と編集をこなし、ほぼ毎日更新しています。

空き時間があると、ついつい、ウェブで植物ばかり調べてしまうのだとか。「楽しみにしてくれる視聴者さんに、しっかり情報を届けたいという思いがあるんです。こんなに趣味に熱中したのは初めてです」とにっこり。「カーメン君をはじめとするユーチューバーさんの宣伝のおかげで、1万人以上に見てもらえたことも。チャンネルが想像以上に成長し、僕も少し動揺してるんですよ」と笑う。

コメント欄はこまめにチェック。闘病中の視聴者から、感謝や近況報告が届くからです。早咲き品種のカワズサクラを紹介する動画「素敵なプレゼントをあなたに」は、「今月に手術します」「入院中に動画を見ています」と投稿してくれた視聴者を励まそうと作成しました。
「寄せ植えをしていたら体調が回復してきました」というコメントに感動し、「根拠はないけど、好きなものがある人は、立ち直れる」と実感したこともあったといいます。

花束を紹介するyoutuberは僕だけだ」は、医療者向け動画です。「自分で選んだ仕事だけど、ストレスがめっちゃくるんですよね。皆さん疲弊していると思います」と共感を示し、「植物にはストレスを取り除く力があるんじゃないかと実感してます。ぜひ園芸を始めてみては」と呼び掛けています。「動画のコメント欄越しだと、視聴者さんも本音を出しやすいようです。ユーチューブを通じて、遠方に住む方に対しても、自分なりの看護を提供できていると感じます。『癒される』と言ってくださる方がいてうれしい」。

今後は、自身のチャンネルをさらに充実させ、園芸好きの交流の場にする計画です。「いつか、みんなで花見や寄せ植えもしてみたいですね」と、どんちゃんの夢は尽きません。

どんちゃんにストレスへの対処法を伺いました

看護師はストレスの多い職業。意欲はあるのに、心身共に激しく疲労して、退職に追い込まれる人も少なくない。自分を守りつつ、長く働き続けるには一体どうすれば?看護学生時代に身に着けておくべき対処法はあるのか? 「どんちゃん」に、趣味を通じて、ストレスに上手く対処するコツを聞いてみた。

ー看護師は無力感を抱きやすいと聞きます。

どんちゃん:患者さんの病状がなかなか良くならないと、無力感に襲われ、バーンアウト(燃え尽き症候群)になる看護師もいます。医療者同士の人間関係も思い通りになりません。そんなときにお勧めしたいのが、生き物のお世話です。
特に植物は周囲の環境を整えると、葉を活き活きと茂らせ、きれいな花を咲かせてくれます。その姿を通じて、自己効力感を回復し、自分の気持ちに気づけます。僕はこの過程を「植物を看護する」と言っています。

ーどうすれば、長く働けるのでしょうか。

どんちゃん:いくつも逃げ道を作るといいです。長く看護師を続けていると、夜勤などで心身が疲れて、生活にハリが無くなりがちです。そんなときは、休日に関連資格を勉強するのもありですが、僕のように趣味に没頭するのもいいと思います。自分なりの世界が別にあれば、仕事で落ち込んだとき、潰れにくくなります。

ーどんちゃんさんは、仕事、子育て、趣味を上手くこなしておられます。将来、そんな看護師になれるか不安です。

どんちゃん:僕は昔から「優しい」と言われ続けてきたので、周囲の期待に応えようとして疲れるときがあります。「待っている方々のために、動画をアップしなければ」という使命感に襲われることも。仕事と趣味の折り合いは、僕も模索中です。無理せず、息抜きするのが大切だと思います。

ー学生指導を担当しておられると聞きました。学生向けにメッセージをお願いします。

どんちゃん:僕は入職3~4年目のとき、患者さんに深く感情移入して泣いたことがありました。上司から「プロは涙を流したらいけない」と言われました。しかし、今では患者さんに寄り添って、共感する看護師がいてもいいと思っています。植物が個性豊かであるように、私たちも個性を発揮して、自分にしかできない看護を患者さんに提供してもいいのではないでしょうか。
実習中、失敗を恐れて緊張する学生さんもいます。そんなときは、自分の気持ちに目を向けるのではなく、「患者さんを癒すために何ができるか」と考えてみてほしいです。

「園芸大好き看護師どんちゃんねる」

https://youtube.com/user/seiya0524

1 個のコメント

  • お疲れ様です✋
    Sallyです〜
    記事になったのですね!
    めちゃ素晴らしい〜
    おめでとうございます🎉
    いつまでも変わらぬどんちゃんで
    コツコツと進んで下さい。
    ずっと応援しています✋🙏

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