キャリアの考え方を知った看護学生がたくさん世に出ていくと、どうなるのか【たまごのつぶやき】

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学生時代に自分の進みたい方向性をばっちり決められる人は少ないと思います。むしろ、決め切らなくていいくらい。それでも、就職活動をする頃には、何かしら「何を学びたいのか」「それをどこで学びたいのか」をはっきりさせることを求められます。

「急に看護観とか言われても」
「親が家から通える範囲にしろって言うし」という声が聞こえてきます。

しかし、暫定的にでも「今はここに関心があるから/こんな看護師さんになりたいから、まずはこんなところで学ぶためこの場に飛び込むんだ!」と言えるようになることが重要であり、特に看たまノートに関わる学生さんにはキャリアの考え方を知って欲しいと思っています。では、このようにキャリアの考え方を知り、学生時代に考えたりアクションしたりした看たまたちが社会に出ていくと、どうなるのでしょうか。

のむちゃん
この記事を書いたひと・のむちゃん
最近は就活、就活、フリーペーパー、実習で大忙しです。1年後、私はどこにいるんだろうなあ…どこに就職しても脳天気に楽しんでいるような気がします。もし違ったら、温かく「おかえり」って言ってください。

学生時代に、味見する体験を

暫定的にでも「今はここに関心がある!」と言えるようにするには、どうしたら良いのでしょうか。看たまノートが主催した過去のワークショップで、職業観をアイスクリーム観として説明していた田中勲さんの言葉が、私にはしっくりきています。

好きなアイスクリームは何ですか?と聞かれたときに、「パピコです」「MOWかな」「やわもちアイスでしょう!」と言えるのは、複数種類のアイスを食べたことがあるからです。いろいろ食べて、やっと「このアイスがお気に入り」と言えるようになる。自分の興味関心や職業に対するイメージも同様だという説明でした。たしか。

仮決めでいいから、試しに触れてみて、食べてみて、「違うな」「やっぱりこれかも!」とあれこれつまみ食いできるのは、学生時代が一番気軽かもしれないと思うのです。働き始めてからも、やろうと思えばやれるかもしれませんが、時間的制約が大きいような気がします。

「看たまたち」のイマ

Alt="看護師 キャリア"「看たまたち」というコミュニティは、現在図のような形で動いています。イベントや勉強会、遠足で学んだことや気づいたこと、チャレンジしたことを記事としてWEBメディア・SNSで発信したり、SNSを通じて出会った社会人・学生の皆さんが今度は作り手に関わってくれたり。関わってくださる方のご縁でまた新しい企画が日々生まれています。

どんどん企画が生まれ、Slackでのコミュニケーションが活発になってきました。それぞれの活動が相互に作用しながら、同じところをぐるぐる回るのではなく、常にアップデートしながら進み続けていきたいところです。卒業生がそのうち戻ってきてくれたらアツい展開ですね。

これらの活動は、自分の興味関心を深め、広げ、いろいろな世界を覗き見しながら、自分の進みたい方向性に迷う学生たちが中心となって進めています。

「看たまたち」が目指すもの

「看たまたち」というコミュニティが、学生がのびのびと羽ばたいていく準備をする土壌となることを目指しています。この土壌では、業界を選ばず活躍できたり、人生をより豊かにしたり、自分が大切にしたいものを大切にするための考え方を学びます。

そして大切なのは、関わる社会人・学生みんなで土壌を生育環境に適した状態に耕すことだと思います。家と学校、サークルやバイト先との往復に加えてもう一個自分の居場所(秘密基地みたいな、探検の拠点)を自分でつくる。それぞれの関わり方を通じて、より良く生きるためのヒントを掴める場所になれたら最高です。

「看たまたち」の存在意義

看護を取り巻く生態系をより豊かにするひとを、「看たまたち」という土壌から送り出していくことだと考えています。そのひとたちが、後輩に「こんな生き方もできるんだ」と伝え、先輩に「なんだ、私も負けちゃおれん」と思わせ、同輩を巻き込みながら「みんなで楽しく働いていこう」と旗を振るのです。

送り出した先で、旗をふることでどうなるかは、やってみないと分かりません。看護学校で、職業人としてのキャリアに限らないキャリア教育を扱う学校はまだ少ないのが現状です(取り組まれている学校さんの情報、お待ちしております)ので、「看たまたち」というコミュニティ単位から、キャリアの考え方を知った学生がたくさん世に出ていくとどうなるのか、という実験にトライしています。

尊敬する先輩が、最近呟いていました。
「社会は認知の積み重なりであり、私たちは常に誰かのレンズを通して構成された社会を見ている。つまり、認知の変化が社会の変化に直結する。「社会を変える」は難しくとも、認知の中央値を変える事ならできる気がしてくる。普及啓発の主眼はそこにある。」(元ツイート

大きく社会を変えることは難しいけど、まさに「なんだか最近そういう考えや生き方をしている人が増えてきているよね」という中央値を動かすことにつながったらいいのではないかと思いました。この先輩はもっと国をあげての取り組みの普及啓発をしているのだけど、私たちは看護の業界に注力しているのだから、もっとやれるはずです。

キャリアの考え方を知った学生がたくさん世に出ていくと、どうなるでしょうか。
まだまだ人生の基礎教育はそんなに浸透していませんが、
看たまたちで仮にネバーランドが実現したら、、、?
もっと面白い取り組みが、もっとたくさんの地域で、もっと多くの人を巻き込みながら広がっていくのではないでしょうか。

看護の業界を今よりちょびっとよくしてみたい方
学生の可能性を信じてみたい方
即効性のあるものではない、漢方薬的な取り組みに理解のある方
ぜひ一緒に実験に加わっていただけたら嬉しいです。

▼個人のパートナーも募集しております
https://kangotamago.com/partner/

のむちゃん
この記事を書いたひと・のむちゃん
まだ編集長をしています。最近は就活、就活、フリーペーパー、実習で大忙しです。1年後、私はどこにいるんだろうなあ…どこに就職しても脳天気に楽しんでいるような気がします。もし違ったら、温かく「おかえり」って言ってください。

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