みなさんは就職する病院を選ぶとき、住む・住みたい地域から考える人も多いのではないでしょうか?今回は、228人の看護学生に調査を行い、病院選びにおける重要視するポイントを明らかにしました。
病院選びの軸は人それぞれ。みなさんの病院選びの参考にしてみてくださいね。
今回の記事はこんな人におすすめ!
- 地元から出るか、出ないかで迷っている方
- これから就職活動に臨む方
- 就職先で重視すべきポイントがわからない方
調査概要
調査対象:全国の看護学生
調査方法:SNSを利用したアンケートリサーチ
回収数 :231名(学年構成はほぼ均等)
調査期間:2022年10月3日~10月31日
調査機関:看たまノート
(今回の設問に関しては有効回答数228。「都会で働きたい」「地方で働きたい」「へき地・離島で働きたい」「場所にこだわりはない」の4択から選んでもらった。)
令和の新卒看護師は、働く地域にこだわりがない?
今回の調査では、このような結果となりました。
「場所にこだわりはない(91票・39.9%)」、「都会で働きたい(66票・28.9%)」、「地方で働きたい(66票・28.9%)」、「へき地・離島で働きたい(5票・2.19%)」
調査対象が全学年で、各学年ほぼ均等に回答してくださったなかで、この数字が出たことに看たまノート編集部も驚きました。意外にも、働く地域にこだわりがない方が多かったのです。
では、各意見について、詳細に深掘りしていきましょう。
*各分布図は、有効回答数に対してどのくらいの数の学生がそれぞれの回答をしたか、という割合を都道府県別に比較できるよう塗りつぶして作成しています。
色が濃い=その県のなかで多かった意見、と読めます。
「場所にこだわりはない」看護学生たちの意見
キーワード:
看護できれば場所は関係ない・役に立ちたい・責任・懸命
「自分のやりたいこと」と向き合い、それが学べる場所であれば…と考える看護学生さんが最も多いという結果になりました。看たまノート編集部としては驚き半分、令和の看護学生の仲間たちにこのような考えをもつ方々が多いことを嬉しく感じます。
これは、地方の病院さんには嬉しい結果ともいえるのでは…?学びたいことや条件がマッチすれば、新しい環境に飛び込んできてくれる若手看護師さんが全国にいるということです。
「都会で働きたい」看護学生たちの意見
キーワード:
高度な医療・最先端・多様性・経験・救急・スキルアップ・教育体制
高度急性期への憧れや、教育体制の充実を期待して「都会で働きたい」と考える看護学生の仲間たちは多いようです。地元を離れて就職する場合には、あわせて看護師寮があるかどうかが重要な条件に上がってきそうですね。家賃という最大の固定費を削減する意味でも、寮の有無、家賃補助の有無はぜひ検討したいところ。
学生時代に一人暮らしを経験していない方は、「いきなり一人暮らしできるだろうか…」と不安に感じる方もいらっしゃるようです。
「地方で働きたい」看護学生たちの意見
キーワード:
地元・恩返し・貢献・家族・親元に帰る
自宅から通える範囲で…と考える看護学生の仲間たちも、同じくらい存在します。家事をサポートしてくれる家族がいることは心強いですし、生活の基盤が安定することで心も安心ですよね。ただ、選択肢が限られるというデメリットもあります。よい職場に巡り合えますように✨
「へき地・離島で働きたい」看護学生たちの意見
保健師として、いきなり島への就職を決めた強者もいました!地元への貢献欲や、興味のある領域から飛び込みたいと考える学生さんもいるようです。就職活動の方法も王道のルートからは外れるので、自分なりに情報収集が必要になってきます。
訪問看護ステーションへの就職を考えている方はこちらの記事を!
病院選び、住む地域はあなたにとって重要か否か
看護学生のみなさんにとって、病院選びの条件として住む地域は重要ですか?憧れの都市で働くもよし、実家から通える範囲で探すもよし…それぞれ大事にしたいものが異なります。
あなたは、どのような点を大事にして就職活動をしていきますか?
これから就職活動をする方も、まだまだ先だよという方も、じっくり考えてみてはいかがでしょうか?
看たまノートでは、就職活動に役立つ情報をまとめていますので、ぜひ合わせてご覧くださいね✨
面接対策:https://kangotamago.com/2020/05/29/syukatsu-kango/
インターンシップですべき質問:https://kangotamago.com/2021/01/02/internship/
病院選びの条件とは:https://kangotamago.com/2022/05/17/hospital-choice/
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